アパートを購入して賃貸経営する

土地がなくても賃貸経営は可能

賃貸経営を行うためには、はじめに土地を購入した上で、そこに建物を建てる必要があると考えている方がいるかもしれませんが、実際には必ずしも最初に土地を用意する必要はありません。例えば、すでに建てられているアパートを購入すれば、それを使ってすぐに賃貸経営を行うことが可能なのです。その際、土地の所有権を取得せずに、定期借地権などで代替するというのも一案です。半永久的に賃貸経営を行うつもりがないのであれば、土地の使用期間が限られる代わりに、購入と比べてコストを抑えられる定期借地権を活用した方が、より多くの収益が生み出せるようになるでしょう。中古アパートと定期借地権を活用すれば、土地がなくても賃貸経営は行えるのです。

賃貸に適したアパートの選び方

では、賃貸経営に適したアパートはどのようにして選べばよいのでしょうか。まず気にしなければならないのは、何と言ってもその物件の立地です。最寄駅からの距離はもちろんのこと、それ以外にも周辺の環境なども十分にチェックしなければなりません。昼と夜とで周りの雰囲気が大きく変わる物件も少なくないため、時間帯を変えて何度も確認するようにした方がよいでしょう。また、建物の間取りや導入されている住宅設備なども大切なチェックポイントです。ファミリー層や女性向けに賃貸経営を行おうと考えているのであれば、セキュリティ対策がしっかりと講じられているかどうかも確かめておくようにしましょう。相場よりも安い値段で売りに出されている場合には、念のため事故物件でないかどうかも見ておく必要があります。

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